そういえば電力自由化ってどうなった?現状と今後について

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どーも、黒岩です。

最近テレビを見ていると格安SIMのCMがものすごく多いなーと感じます。

これまでのドコモとかauとか、ソフトバンクのいわゆる通信大手3社が独占していた「携帯電話回線」という市場に対し、SIMロックの解除を総務省が義務化すると発表して以降、通信大手3社の通信基盤を借りてこの市場に参入する事業者が一気に増えました。

この新規で参入してきた「格安SIM」と呼ばれるサービスの最大の特徴は料金が安いことです。

例えば、最も契約者数が多いと言われる「OCN」のSIMは、月額なんとたったの1,800円で契約することが出来ます。

もちろん音声通話も出来ます。

携帯料金が安くなったとはいえ、未だにドコモやau、ソフトバンクで月々1万円程度の料金を支払っている人は多いと思います。

格安SIMは料金だけ見ても、これまでと比べるとかなり革命的なことと言えると思います。

今はまだ格安SIMのことについての理解が浸透していない段階なのでまだまだ契約者数は少ないですが、きっとこれからどんどん契約者数が増えると見られています。

この格安SIMと同じようなもので「電力自由化」というものが少し前に話題になったことを覚えていますでしょうか?

そういえば電力自由化っていつから始まるの?なんて思う方もいるかもしれませんね。

えーとですね、一応電力自由化は実はもう始まってます。

今年の4月から。

、、、今回はそんな電力自由化についてのお話です。


電力自由化の現状と地域の切り替え比較

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2016年4月にスタートした電力自由化ですが、冒頭に述べた格安SIMと同じように、世の中的にすごく大きなことですし、前評判の割には意外と話題になっていないと思いませんか?

これまで国民は電力会社を選ぶことが出来なかった訳ですが、サービスに不満を持っていた人たちは結局のところ電力会社を変えたのでしょうか?

まずは、電力自由化の現状について見てみたいと思います。

データは少しだけ古くなってしまうのですが、電力自由化が始まってから3ヵ月後の6月末の時点での切り替え申し込み件数が121万8700件だそうで、各エリアの切り替え割合は以下のようになっているようです。

北海道:1.5%
東北:0.4%
関東:2.7%
中部:0.8%
北陸:0.2%
関西:1.9%
中国:0.1%
四国:0.2%
九州(沖縄含む):0.6%

ちなみにこれは電力会社と契約している全契約者を対象とした数字になります。

やはり、人口の多い関東や関西は単純に数字も多くなっていますが、北海道がなぜ多いのかというと、北海道電力は他のエリアと比べて電気代が高いそうで、その影響で切り替えをする人が多いそうです。

とまぁ、これが電力自由化が開始されてから3ヵ月後の現状です。

個人的な感想としては、あまり話題になっていないにも関わらずそれなりに切り替えている人が多いんだなーという印象でした。

電力自由化のメリット

では、電力自由化をするとどんなメリットがあるのでしょうか。

この点についてはなんとなく想像が出来ると思いますが、単純に料金プランが多様化し、ライフスタイルに合った料金プランを選ぶことが出来るので、結果として電気料金が安くなるという点になります。

これまで、東京電力や関西電力の独占だった訳ですが、そこに新しい会社が参入することでサービスの競争が生まれ、結果として料金が安くなるという訳です。

この点は格安SIMと似ている点ですよね。

電気には質なんかもありませんし、単純に料金が安くなるのであれば切り替えたいと思いますが、割合としてはまだまだ切り替えしているところは多くはありませんよね。

きっとこの記事をお読みの方も、大手の電力会社を利用している方がほとんどだと思います。

ではなぜ皆さんは電力会社を切り替えないのでしょうか。

電力自由化のデメリット

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電気料金が安くなるのに切り替えない理由としては、切り替えることによるデメリットがあるからですよね。

では切り替えることによりどんなデメリットがあるのでしょうか。

まずは、生活するための大前提となる、電力が安定供給されるかどうかという点です。

先ほど、メリットの説明の部分で、電気には質がない…なんて言いましたが、安定供給されるかどうかという点が電気の質と言えるのかもしれません。

まだ運営実績の浅い会社の電力を利用するというのは、電力が安定して供給されるのかどうかという点で、どうしても大きな弊害になってしまいますよね。

例えば、夏の暑い日や冬の寒い日などに電気が使えなくなったら…。
そんなことを考えると、料金が安いとはいえなかなか切り替えるまでに至らないというのも納得が出来ます。

一応、こういう事態に備え「電力広域的運営促進機関」というものがあり、地域を超えて安定した電力を供給するという対策は取られているのですが、とはいえ、こんな機関があること自体が逆に不安を煽ったりもする訳です。

また、切り替えて新電力を利用したとしても、必ずしも電気料金が安くなる訳ではないという場合もあるそうです。

アメリカやイギリスなどの日本に先駆けて電力自由化が行われている海外諸国では、電力自由化直後は料金が安くなったところが多かったのですが、長期的に見た結果として、電力自由化がされた全てのエリアで電力を生み出す為の燃料価格の上昇分以上に電気料金が上がっているそうです。

また、結局のところ新電力会社が参入したにも関わらず事業者が寡占化し、サービスに競争が生まれなくなったことにより料金が下がらなくなってしまうケースもあるようです。

この点を日本と比較すると、日本はそもそも電力が他の先進国と比べて高いので、現状よりも電気料金が下がる余地はあるものの、電力自由化による大幅な電気料金の低下は見込めないという意見も出始めています。

電力自由化のまとめと今後について

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何にせよ、切り替えする人が少なく、需要過多で停電になるということも無さそうですし、新電力の多くサービスが多様化している今であれば、新電力を利用するメリットは大いにありそうですよね。

ですので試してみるなら今かと個人的には思います。

但し、だからと言って今後も新電力を使用していくのかどうかはしっかりとした見極めが必要そうですね。

まずは、現在の新電力にどんな会社が参入していて、どんなプランがあるのかを見てみることが重要だと思います。

格安SIMと同様、なんだか難しそうと思わず、まずはどんなサービスか理解しようとしてみる。

そして、その結果年額などでコストを算出し、どちらがお得かしっかりと計算してみることが重要なのではないでしょうか。

私も最近格安SIMにしましたが、携帯電話の月額料金が半額以下になりましたよ。
使い勝手も全く不便はありません。

新電力も良かったら使ってみようと思っています。

格安SIMと電力自由化はこれからのトレンドになっていくと思いますので、これを機に是非興味を持ってもらえればと思います。

情報弱者は損をする・・・なんてよく言いますが、格安SIMと電力自由化はまさに”今最もトレンドの損をするそれ”なのかもしれません。。

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ABOUTこの記事をかいた人

黒岩のり夫

何かと社会に不満を持つ性格だが、ちょっとしたことですぐに機嫌が良くなってしまうおちゃめな性格。日常生活の大半を占める「常日頃」を独自の観点と切り口でお届けするちょっと変わったライター。どこにでもいるサラリーマン。32歳。独身。男性。 好きなもの:魅力的なメニューを次々と展開し、独身男性に夢と希望を与え続けまくる弁当屋、オリジン弁当。