この記事を俺トレ的にまとめると・・・
いよいよ、待ちに待ったスティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が9月17日に劇場公開ですね。
スティーヴン・スピルバーグ監督といえば、ジョーズにインディ・ジョーンズシリーズ、ジュラシック・パークなどの娯楽映画から、アカデミー賞を受賞した『シンドラーのリスト』まで、大ヒットしている映画を挙げればキリがないほどのヒットメイカーです。
しかも、そんなスティーヴン・スピルバーグ監督が、今回の映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』では、ディズニーと初タッグを組みます!
ディズニーにしても、今公開中のファインディング・ドリーやジャングル・ブックがありますし、ズートピアやアナと雪の女王などの大ヒット作があり、その他にもピクサー・アニメーション・スタジオが作ったトイ・ストーリーシリーズや、アナと雪の女王、インサイド・ヘッドなどがあるわけで、別にスティーヴン・スピルバーグ監督と組んだりしなくても、自分たちだけで大ヒット映画が作れる実力を備えているわけです。
そんなヒットメイカーの二大巨塔、スティーヴン・スピルバーグ監督とディズニーがタッグを組んで映画を製作したのですから、この『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が面白くならないわけがない!!
というわけで、今回は、そのまま観てもほぼ100%確実に楽しめる『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が、更に100倍楽しめる4つのポイントを紹介しますね。
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を100倍楽しむために事前に知っておくべき4つのポイントは以下の通りです。
■スピルバーグ監督とディズニーの初タッグが起こすケミストリーに注目する
■あらすじ、原作に注目する
■キャストに注目する
■吹き替え声優に注目する
それでは、それぞれ詳しく解説していきますね!
1、あらすじから楽しむBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
まずは、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のあらすじから。
「なんで私を選んだの?」
「ひとりぼっちだったからさ」
こんな魅力的なフレーズが、心をくすぐる『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のあらすじを簡単に紹介してみますね。
イギリス・ロンドンのお児童養護施設で暮らしている好奇心旺盛な少女であるソフィーは、真夜中に何かがやってくる気配を感じ、窓の外をみると、そこには巨人の姿がありました。
巨人は窓に手を入れ、あっという間にソフィーを巨人の国へ連れていってしまいます。
最初は怖がっていたソフィーでしたが、巨人の優しい人柄を知り、少しずつ巨人と奇妙な友情を通わせていくことになります。
しかし、それだけではこの映画は終わりません。
ソフィーが連れていかれた巨人の国では、人食い巨人たちも住んでおり、かれらは、毎晩、どこかの国に出かけては人を食べています。
それを知ったソフィーは、どうにかして、人食い巨人たちが人を食べることを阻止できないかと考えます。
ソフィーは、心優しい巨人と、イギリスの王妃に人食い巨人たちのことを伝える計画を立てるのですが……
と、ここまでがあらすじです。
実は、この『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は、あの名作家ロアルド・ダール の『オ・ヤサシ巨人BFG』を原作としています。
オ・ヤサシ巨人BFGを書いたロアルド・ダール は、大ヒット映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作『チョコレート工場の秘密』も書いている作家。
ロアルド・ダール は、私もすごく好きな作家で、かれの著書は何冊も読んでいます。どれもおすすめですが、まずは、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を観る前に、『オ・ヤサシ巨人BFG』を予習しておくというのもいいかもしれませんね。
原作と映画の違いを比べて楽しめるのは、原作つきの映画ならではの楽しみです。
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアントのキャストと吹き替え声優に注目
続いて、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のキャストについても注目しておくと、映画がより楽しめるかと。
キャスト以外に吹き替え声優についても知っておくと、日本ならではの二重にワクワクな楽しみ方もできると思います♪
というわけで、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のキャストについて紹介してみましょうか。
とはいえ、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の主要な登場人物はそれほど多くはありません。
主人公であるビッグ・フレンドリー・ジャイアント(心優しい巨人)と、少女ソフィーの二人について知っておけばよいかと思います。
ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(マーク・ライランス)
巨人を演じるマーク・ライランスといえば、同じくスティーヴン・スピルバーグ監督の2016年公開映画『ブリッジ・オブ・スパイ』の名演でも話題となりました。
つまり、マーク・ライランスは、スピルバーグ監督の作品に続投するということになります。
自分の監督する映画に2連続で出演させていることからも、スピルバーグ監督の、マーク・ライランスの演技への惚れこみっぷりが分かろうというものです。
マーク・ライランスは、『ブリッジ・オブ・スパイ』では、感情を抑えた演技で、ソ連のスパイを演じてアカデミー助演男優賞を受賞していますが、今回の心優しい巨人役ではどんな演技が見られるのか楽しみですね。
さて。
そんなマーク・ライランスが演じる巨人の吹き替えを務める声優はだれでしょうか。
それは、なんと、山路和弘さん!!
山路和弘さんといえば、俳優で声優という、オールマイティな人。
映画の吹き替えとしては、『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムや、『ウルヴァリン』のヒュー・ジャックマン、他にもアル・パチーノやジョン・トラボルタ、ケヴィン・ベーコンなどの吹き替えを務めていることで有名です。
山路和弘さんは、ぼくの印象だと渋いオトナの男を演じるのが良く似合う感じがするのですが、今回の心優しい巨人は、どんな風に演じてくれるのか楽しみですね。
ソフィー (ルビー・バーンヒル)
ヒロインのソフィー役を演じるのは、ルビー・バーンヒルちゃんです。ルビー・バーンヒルちゃんは、眼鏡が可愛らしい好奇心旺盛な少女を演じます。
実は、ルビー・バーンヒルちゃんは、映画『ジャングル・ブック』(2016年)の主人公の少年モーグリを演じたニール・セディくんと同じく、今をときめくハリウッドの子役スターなんです!
ルビー・バーンヒルちゃんは、子役の使いに定評があるスピルバーグ監督がオーディションで一目ぼれして、キャスティングを即決したという奇跡の大型新人。
まだ、目立った代表作はないものの、この『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で、大人顔負けの演技が期待でき、コチラが代表作となりそうです。
そんなルビー・バーンヒルちゃんの吹き替えを務めるのは、同じく12歳の本田望結ちゃん!!
本田望結ちゃんも、『家政婦のミタ』で大ブレイクした子役であり、ルビー・バーンヒルちゃん同様、日本の大型新人です。
まさか、ルビー・バーンヒルちゃんに本田望結ちゃんをぶつけるとは、なかなか、吹き替え声優のチョイスに面白みを感じますね。
いかがでしたでしょうか。
今回は、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を楽しむために、キャストや吹き替え声優に主に注目して紹介してきましたが、実は、他にも楽しみ方はいっぱいあります。
たとえば『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』はファンタジー映画であると同時に、巨人映画でもあります。
なので、映画を鑑賞する前、あるいは観賞した後に、他の監督やキャストが作り上げた別の巨人映画に注目して比較してみると、スピルバーグ監督とディズニーの作り上げた『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』との演出の違いや狙いの違いが浮き彫りになってより面白くなるかと思います。
とはいえ、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は最初に述べたように、スピルバーグ監督とディズニーという二大巨塔がタッグを組んだ作品なので、事前に予習せずに観ても十分すぎるほどに楽しめるでしょう。
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