この記事を俺トレ的にまとめると・・・
こんにちはー!なぎさです♪
気付けばもう12月!!2016年も残り僅かですね(>_<)
さて、世間的にはもうすぐクリスマスという事で街も人もみんなクリスマスムード一色な感じですが!!
…そもそも皆さん、クリスマスってなんだかお分かりですか??
私もそうですが、なんやかんや恋人同士で過ごしたり家族で過ごしたり、美味しいもの食べてプレゼント交換したりして、サンタさんからのプレゼントを待つ人だっていますよね??(-ω-)
でもこのクリスマス。
そもそも日本で始まったイベントではないことくらい、まさかご存じのはず。
じゃあ、一体どうやって日本で始まったの??というところに疑問を持った方もいらっしゃるのでは?
そこで、クリスマス?え?なにそれ美味しいの?と現実逃避をかましまくっている私なぎさが!(←文章では伝わりづらいかもしれませんが物凄いドヤ顔してます)
皆様の(?)その疑問にお応えすべく、今回は日本におけるクリスマスの歴史についてまとめてみました♪
そもそもクリスマスとは??
もともとクリスマスとは、イエス・キリストの誕生を祝う日。
その時刻は12月25日と定められていて、前日の24日をご存知‷クリスマス・イヴ‴としています。
ただし、実際にイエス・キリストの誕生日が12月25日なのではなく、あくまで「キリストの誕生を記念する日」として位置付けられているだけなんだとか。(※キリストの誕生日は不明とされているため。)
ちなみに「クリスマス」という言葉は、「クリスト(Christ)」・「マス(mass)」という意味。
クリストはキリスト、マスはミサを指します。
なぜ12月25日なの??
諸説あるのですが、一説によれば古代ローマ帝国では「ミトラ教」というものが信仰されており、その主たる神が太陽神の性質を持つ「ミトラス」でした。
この「ミトラ今日」の大事な催しが「冬至」のお祭りであり、12月25日に行われていたとされています。
これは冬至を境に日が長くなっていくことから、ミトラ教では12月25日を「太陽神が再び生まれる日」としてお祝いし、祭典を行っていたのだそうです。
その後、ローマ帝国はキリスト教を受け入れ、ミトラ教や他の土着の宗教を争うことなく平和的に融合しようと考え、325年に開かれた教会会議で正式に12月25日をキリストの誕生を祝う日と制定したのだとか。
そして、キリスト教が世界中に拡がるのと共に、クリスマスはキリストの誕生を祝う日として盛大に祝うようになったのです。
日本のクリスマスの始まり
日本に「クリスマス」という概念がやってきたのは、時を遡る事1552年!
山口県にキリスト教の宣教師としてやってきたあの、みんな大好き(?)‷フランシスコ・ザビエル‴が、信徒を集めてミサ(=カトリック教会で行われる祭儀のこと)を行ったことが始まりなのだとか!

ちなみに、当時は「クリスマス」とは言わずに‷ナタラ‴と呼んでいたそうです。
これは、ラテン語のナタル(=誕生)から「ナタラ」と表現されていたという説があります。
そもそもザビエルは、ポルトガル王ジョアン3世の依頼でインドのゴアより派遣され、日本にやってきました。
その当時、ザビエルが何語を用いて布教を行っていたかは謎ですが、一説によれば多言語を話すことができるマルチリンガルであったとされるため、ラテン語を用いて日本人に布教活動を行っていたとするなら、「クリスマス」の事を‷ナタラ‴と呼んでいたこともどこか頷けますね。
ちなみに、ポルトガルでは「クリスマスおめでとう!」のことを「Merry Christmas!」ではなく、「Feliz Natal !(フェリツ ナタル)」というのだそうですよ。
クリスマス消滅??
ところがその後、江戸幕府により1612年に禁教令(キリスト教禁止令)が発令されたため、一度日本からクリスマスは消滅してしまいます。
1612年発令以後、年々キリスト教徒への取り締まりが厳しくなり中には処刑に至る事例もあったほど。
その当時、キリスト教を信仰していた人たちにとっては大変生きづらい時代であったでしょうね…。
クリスマス復活!!
その後、時代を経て1873年に禁教令が解かれます。
これにより、信徒以外にも少しずつクリスマスにちなんだ物語や歌などが広まり、少しずつ復活の兆しを見せ始めます。
しかし、「クリスマス」が文化として本格的に取り入れられるようになったのは、実は第二次世界大戦後。
そのキッカケというのが、東京のデパートによるイベントとしてのクリスマス文化の利用です。
これにより、様々な商売において「クリスマス」が利用され、今のように一般家庭でもクリスマスが取り入れられていくのです。
日本と外国の違い
日本だと一般的にはケーキやチキンを食べたり、サンタさんが寝ている子供たちのもとにプレゼントを持ってきてくれたりしますよね♪
また、家族と過ごすだけでなく恋人や友人たちとパーティーを開いたり、プレゼント交換をしたり…ロマンティックな一時を過ごすという方も多いはず♡
では、外国だとどうでしょう??
キリスト教徒の多い欧米諸国では、クリスマスのメインは12月25日。
その前後でクリスマス休暇というものがあるんだとか。
普段は離れて暮らしている家族や親戚などが集まり、大勢で盛大にお祝い♪
そして、七面鳥や牛肉・羊肉などたくさんのご馳走を準備して、24日から25日にかけておしゃべりを楽しみ過ごすのだそうです♪
また、これは特に外国の特徴なのかもしれませんが12月25日はどこのお店もほとんど閉まっているのだそう!
そのため、過ごすとなると自宅がポピュラーなんだとか。
さらに、12月10日頃からクリスマスカードを送ったり、12月いっぱいはクリスマスの装飾をしているんですって!
ちなみに、肝心のクリスマスプレゼントはツリーの下に家族全員分を置いておき、25日の朝に家族全員で一斉に開けるのだとか!なんだかワクワク度がさらに高まっている感じがしますよね♪
プレゼントの数も1人に1個ではなく2~3個、多い人だと10個以上もらう人もいるのだとか!
う、羨ましい…!!
ですが、そもそもはキリスト教の行事とされている「クリスマス」なので、キリスト教徒でない人たちは普段と変わらぬ休日を過ごすそう。
街がクリスマス一色でもそうなんですかね??なかなかクールですよね…。
一方、日本ではキリスト教徒だろうと何だろうと関係なく楽しいイベントとして大盛り上がりだからなんだか面白いですよね(笑)
ある意味で国民性が出ているような…そんな感じがします。
まとめ
いかがでしたか??
今まで何にも知らずに楽しんでいたクリスマス。
ちょっと歴史を紐解いてみると、面白い発見やその国独自のクリスマスなどが見えてくる気がしますよね♪
まもなくクリスマス本番。
今年はしっかりクリスマスの意味を理解しつつ、この記事を誰かに教えてあげるなどしてクリスマスのパーティーでの話題のキッカケになれたら嬉しいです♪
2016年のクリスマスが、読者の皆さんにとって最高のクリスマスとなりますように( *´艸`)