この記事を俺トレ的にまとめると・・・
強打の智弁和歌山が好き過ぎて止まらない
どうも。
黒岩です。
甲子園見ました?
オリンピックとかSMAP解散とかで世の中がバタバタしてたので
今年は高校野球に注目してなかった人も多いかもしれません。
そんな中、私はしっかりと注目していました。
特に印象に残っているのが「東邦(愛知)×八戸光星(青森)」の試合。
一時は7点差を付けられた東邦が、9回裏に4点差を跳ね返し逆転したんですねー。
本当にすごい試合でした。
試合終了まで何が起こるか分からない高校野球は本当に面白いですね。
オリンピックも感動的なシーンが多いですが、高校野球も全然負けていませんでした。
そんな高校野球ですが、個人的に毎年注目しているのが和歌山県代表の智弁和歌山高校です。

私が智弁ファンになったのは、2000年の優勝チームを見てからです。
強打の智弁と言われますが、あまりに強打過ぎて大会安打記録を筆頭に次々とこれまでの大会記録を塗り替えていきました。
今でも85年のKKコンビを要するPL学園と共に、今でも伝説のチームとして語り継がれています。
そんな毎年夏の甲子園を盛り上げてくれる智弁和歌山ですが、
残念ながら今年は地方大会で敗退してしまい甲子園の出場は出来ませんでした。
智弁和歌山が出ない甲子園というのは個人的にはかなり寂しいですね…。
あのスカっとするバッティングを見れないのはやはり寂しい…。
智弁和歌山の強さの秘密とプロ野球選手が少ない理由

▲2000年に優勝したチームの3番を打った当時2年生の武内(現在はヤクルト)
全国大会でも毎度3回戦くらいまでは無難に進むという感じがしませんか?
でも、準決勝とか決勝ではあまり見ない。
ちなみに優勝回数は3回で、春1回、夏2回という感じです。
それと、中田(日ハム)をはじめ、藤波(阪神)、おかわりくん(西武)、西岡(阪神)、森(西武)、平田(中日)などのスター選手を続々と輩出する大阪桐蔭、一世代前で言えばPL学園の清原、桑田、立浪、片岡、宮本、福留、松井(稼)、マエケン…なんかと比べると、強豪校の割には智弁和歌山出身のプロ野球選手がパっと思い付かないと思いませんか?
これは一体なぜなのか?
すごく疑問に感じてしまったので智弁和歌山について少しだけ調べてみました。
まず、智弁和歌山自体、野球部に入部出来るのが毎年10人と決まっているそうです。
つまり3学年で30人しかいないということになります。
強豪校と言えば100人規模の部員を想像してしまいますが、智弁和歌山は意外にも30人。
少数精鋭のチームだったんです。
この部員数で全国の強豪校になれるということは、それはそれは一人一人の選手がとても有能なんでしょう…と思いがちですが、智弁和歌山に関しては特にそういうことではなさそうです。
智弁和歌山の名物監督、高嶋仁(たかしまひとし)監督によると、
そもそもの方針が「甲子園で勝てるチーム」を目指しているということ。

それはつまり「選手一人一人の野球人生のゴールが甲子園で優勝すること」ということです。
センスがあるがまだ体が出来ていないような将来伸びる有能な選手ではなく、高校時代にピークを迎えるような早熟の選手が中心になっているようです。
ここに、智弁和歌山からプロ野球選手が出ない秘密があったんですね。
もう一つ、智弁が強い理由があります。
それは、試合の前は練習を2時間程度で切り上げるということ。
普通は試合前こそ練習量を増やしそうなものですが、普段の練習がものすごくハードなので、選手からするとこの2時間だけの練習が楽園のように感じるらしく、精神的に非常に安定・充実するのだと言います。
重要な試合の前に、心身ともにピークに持っていくことが智弁和歌山の強さの秘密だったという訳です。
強豪校というのはただ単に有能な選手を集めているという訳ではなく、智弁和歌山のようにチーム作り自体に戦略を立てて強くしているところもあるんですね。
その他の強豪校、常連校の強さの秘密を探ってみるのも面白いかもしれませんね。
もしかしたら、練習の仕方だけでなく、選手全員が筋肉サプリを飲んでいるとか、もあるかも。
やっぱり、野球が強くなりたいなら、身体面の強化も欠かせませんからね。
最近では、プロテインではなく、より効率的に筋肉強化ができるHMBサプリもあります。
HMBとは、何か、という話はここでは詳しくは省きますが、ライバルを追い抜きたいなら、ライバルがやっていないことを一つ一つやっていくことが大切ではないでしょうか。